
サンリフォームは、事業拡大に伴い、大阪・横浜で展開するデザインリノベーションブランド「ハコリノベ」の東京店を、9月に東京都世田谷区上馬にてオープンする。
マンションの一室を、実際の暮らしのスケールで体験

ハコリノベ東京の店舗は一般的なショールームとは異なり、実際のマンションの一室をリノベーションした、住まいそのものを体験できる場所だ。広さや間取り、素材の質感、自然光の入り方、空間同士の距離感、ZEH基準の高断熱仕様による室内環境など、図面や写真だけでは伝わりにくい「暮らしたときの感覚」まで体験できる場所を目指したという。
商品を並べて「見る」だけでなく、靴を脱いで空間を歩き、椅子に座り、素材に触れる。「自分がここで暮らしたらどう感じるか」を体験できる場所だ。
「広いLDK」だけが豊かな住まいなのか
住まいづくりでは「広いLDK」「開放的な間取り」といった価値が、ひとつの正解として語られることがある。しかし、暮らす人が違えば、心地よい距離も光も居場所も違うはずだ。
暮らし方が変われば住まいのあり方も変わるはず。ハコリノベ東京では、住まいの「前提」そのものを見つめ直すことから空間づくりが始められた。
空間コンセプトは「見えすぎない豊かさ」

ハコリノベ東京が掲げる空間コンセプトは「見えすぎない豊かさ」。住まいをひとつの大きな空間としてつなげるのではなく、壁や開口、光の入り方などを通して複数の居場所が緩やかにつながる構成とされている。
見える、見えすぎない、見えない。そのあいだに生まれる余白が空間に奥行きを与え、それぞれの居場所をつくり出していく。空間の余白だけでなく人と人との距離にも余白をつくることが、ハコリノベ東京で表現したかったという豊かさだ。
6つのこだわりで空間を構成

すべてを見渡せる大きなワンルームではなく、壁や開口によって視線の抜け方を壁や開口で調整し、複数の居場所が緩やかにつながる空間がつくられた。それぞれの居場所が独立しながら、住まい全体としては緩やかにつながっている。
また、窓から入る自然光を空間をつくる要素のひとつとして捉えられている。光が直接届く場所、壁に反射して柔らかく届く場所、少し陰になる場所と、朝・昼・夕方で光の表情が変化することも住まいの楽しさのひとつだとしている。
素材面では、PORTER’S PAINTSを採用。塗装壁が光の当たり方によって表情を変え、木部は温かさと落ち着きを、タイルやステンレスは静かで都会的な緊張感を空間にもたらす。
タイル床やカーペット床など、足の裏から伝わる素材感や温度も、写真だけでは分からない住まいの要素の一つ。キッチン機能を備えたロングカウンターでは、素材の質感や実際のサイズ感を体験できる。
さらに、実際のマンションの一室という環境を活かし、ZEH基準の高断熱仕様を採用。断熱性能の違いは数値だけでなく日々の体感に現れ、冷暖房に頼らない時間が増えたり室温を保ちやすくなったりする快適さも、実際の住戸スケールで体験できる。
「自分ならどう暮らしたいか」を考える場所へ
ハコリノベ東京で見てもらいたいのは、完成した空間だけではないという。同ブランドでは、具体的な希望だけでなく、「自分は、家でどんな時間を過ごしたいのだろう」という問いを持ち帰ってもらいたいとしている。
誰かにとっての正解ではなく「自分なら、どう暮らしたいだろう」と考えるきっかけとなる場所を目指している。
三軒茶屋・駒沢エリアを選んだ理由
ハコリノベ東京がオープンするのは東京都世田谷区上馬。東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩16分、「駒沢大学駅」から徒歩13分の場所だ。
三軒茶屋や駒沢エリアで食事や買い物を楽しむ延長でこれからの暮らしについて考える——街を歩く時間も含めて楽しんでもらえる場所として三軒茶屋エリアが選ばれた。
ハコリノベについて
ハコリノベは、サンリフォームが展開するデザインリノベーションブランド。大阪・横浜を拠点に、住まう人との対話からその人ならではの暮らしを読み解き、既成概念にとらわれないリノベーションを提案している。
ハコリノベ東京のオープンを機に、関東での対応エリアを拡大し、東京・神奈川を中心に住まいづくりに携わっていく方針だ。
「住まいは、もっと自由でいい。」これからの住まい方を体感するショールーム、ハコリノベ東京に足を運んでみては。
■ハコリノベ東京
住所:東京都世田谷区上馬1丁目1-24 上馬パインヒルズ102号室
営業時間:10:00〜18:00(平日・土曜日)
公式サイト:https://www.hacorenove.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/haco_renovation
(丸本チャ子)